全国競輪場の特徴一覧|43会場のバンク・直線・カントを比較

全国競輪場43会場の周長区分と確認するポイント 全国競輪場 特徴
競輪場の特徴は、周長・みなし直線・カント・屋内外の条件を分けて見ると理解しやすくなります。本記事ではKEIRIN.JPの一覧に掲載された43会場を比較します。43は休止・再整備中の会場を含む掲載数で、今すぐ全場でレースが行われているという意味ではありません。

バンク数値の確認日:2026年10月7日|記事リンクの確認日:2026年10月20日

全国競輪場の特徴一覧|地区別に43会場を比較

KEIRIN.JPの競輪場一覧を基準にした表です。

各競輪場名をクリックすると、その会場の特徴・予想で確認するポイントを詳しく読めます。

まずは会場名・地区で絞り込むか、下の地区別一覧から探してください。千葉の現施設は250m木製バンクです。向日町・高松は再整備前の本場の掲載値を参考として扱います。

北日本

競輪場 周長 みなし直線 カント 最初に見るポイント
函館 400m 51.3m 30°36′51″ 400mバンクと海沿いの環境を分けて読む
青森 400m 58.9m 32°15′7″ 長めの直線で番手の追走と差し脚を見る
いわき平 400m 62.7m 32°54′45″ 空中バンクと長い直線、追い込みの進路を確認

関東

競輪場 周長 みなし直線 カント 最初に見るポイント
弥彦 400m 63.1m 32°24′17″ 63.1mの直線は先行の余力と追走位置で読む
前橋 335m 46.7m 36°0′0″ 335m・36度・ドームを別々に理解する
取手 400m 54.8m 31°30′25″ 標準的な400mでラインの総合力を比較する
宇都宮 500m 63.3m 25°47′44″ 500mの仕掛けと63.3mの直線を分けて考える
大宮 500m 66.7m 26°16′40″ 66.7mの直線でも追い込みの位置が先
西武園 400m 47.6m 29°26′54″ 400mでも短い直線、先手と番手をセットで見る
京王閣 400m 51.5m 32°10′34″ 河川付近の風と先行ラインの負担を確認
立川 400m 58.0m 31°13′6″ 扁平な走路と風、番手が脚を残せるかを読む

南関東

競輪場 周長 みなし直線 カント 最初に見るポイント
松戸 333m 38.2m 29°44′42″ 333mと38.2mの直線、後方に置かれる展開に注意
千葉 250m 現行値未確認 確認できません 250m木製バンクと開催休止を先に確認する
川崎 400m 58.0m 32°10′14″ 400mと58mの直線、外の進路を映像で確認
平塚 400m 54.2m 31°28′37″ クセの少ない400m、能力差と当日条件を優先
小田原 333m 36.1m 35°34′12″ 最短36.1mの直線と急カント、前へ入る時点を読む
伊東温泉 333m 46.6m 34°41′9″ 333mでも46.6mの直線、短走路を一括りにしない
静岡 400m 56.4m 30°43′22″ 400mと56.4mの直線、展開の裏付けを重視

中部

競輪場 周長 みなし直線 カント 最初に見るポイント
名古屋 400m 58.8m 34°1′47″ 34度台のカントでも戦法を限定しない
岐阜 400m 59.3m 32°15′7″ 59.3mの直線と複雑な風、進路まで見る
大垣 400m 56.0m 30°37′8″ 伊吹おろしは固定風向きではなく当日の条件
豊橋 400m 60.3m 33°50′22″ 60.3mの直線と冬春のバック向かい風に注意
富山 333m 43.0m 33°41′24″ 333mでも43mの直線、先行と捲りを両方比較
松阪 400m 61.5m 34°25′29″ 61.5mの見なし直線と34度台のカントを確認
四日市 400m 62.4m 32°15′7″ 62.4mの直線と海沿いの風、季節の説明を当日確認

近畿

競輪場 周長 みなし直線 カント 最初に見るポイント
福井 400m 52.8m 31°28′37″ 400mの公式諸元と改修告知を分けて確認
奈良 333m 38.0m 33°25′47″ 333mと38mの直線、短い時間の主導権争いを読む
向日町 400m 47.3m 30°29′7″ 本場休止と代替開催、主催と走る場所を区別
和歌山 400m 59.9m 32°15′7″ 59.9mの直線、曲線の説明と決まり手を区別
岸和田 400m 56.7m 30°56′0″ 56.7mの見なし直線、実寸区間との混同を防ぐ

中国

競輪場 周長 みなし直線 カント 最初に見るポイント
玉野 400m 47.9m 30°37′33″ 円に近い400m、短めの直線と先行の消耗を見る
広島 400m 57.9m 32°31′40″ 改修後32度31分40秒、旧バンクの情報に注意
防府 333m 42.5m 34°41′9″ 333mと42.5mの直線、番手の差し脚も確認

四国

競輪場 周長 みなし直線 カント 最初に見るポイント
高松 400m 54.8m 33°15′50″ 再整備中は実際の代替会場のデータを使う
小松島 400m 55.5m 29°46′27″ 29度台のカントと55.5mの直線を基準に読む
高知 500m 52.0m 24°29′51″ 500mでも52mの直線、大宮と同じに扱わない
松山 400m 58.6m 34°1′48″ 34度台のカントと川沿いの風を別々に確認

九州

競輪場 周長 みなし直線 カント 最初に見るポイント
小倉 400m 56.9m 34°1′48″ 400mドーム、屋外の風を理由に評価を変えない
久留米 400m 50.7m 31°28′37″ 50.7mの直線、走りやすさと先行争いを分ける
武雄 400m 64.4m 32°0′19″ 400m最長64.4m、差しの進路と追走が前提
佐世保 400m 40.2m 31°28′37″ 400m最短40.2m、先行の位置と海風を確認
別府 400m 59.9m 33°41′24″ 59.9mの直線と風、別線の外回り負担も見る
熊本 400m 60.3m 34°15′29″ 旧500mではなく現400m、60.3mの直線で比較

出典:KEIRIN.JP競輪場一覧と各会場の施設案内。千葉は千葉市の施設概要。確認日:2026年10月7日。

休止・再整備・リニューアルの注意点

会場 確認できた情報 予想での扱い
千葉 2025年10月から市営競輪休止。2030年度を再開目標に検討 旧500mの成績を250mへ転用しない。将来の開催方式は正式発表で確認
向日町 本場開催休止、公式に向日町in奈良の開催を掲載 主催者名ではなく実際に走る奈良などのバンクを使う
高松 再整備中。2027年12月プレオープン、2028年度上期グランドオープン予定 代替開催では玉野・高知など実際の会場の条件を使う
福井 2026年3月10日にバンク改修進捗を公式発表 今回の資料で確定した再開日は確認できません。最新日程を確認
広島 2025年11月30日再開。カント32度31分40秒 旧バンクのカント・感想・決まり手と区別
熊本 2024年6月リニューアル。現在は400m 旧500mの数値と集計を現行バンクの根拠にしない

上記は公式発表の確認内容です。予定は確定した競輪開催日と同一ではありません。施設全体の開業・場外発売・本場レースの再開も区別します。

バンクの特徴を読む4つの基準

1.周長は1周の距離。総レース距離とは違う

通常競輪の会場には333m・335m・400m・500mという周長の違いがあります。前橋は335mです。千葉の現施設は250mで、通常競輪の会場とは開催状況や過去の競技方式も違います。1周の距離と、出走表に載るレース全体の距離を混同しないことが大切です。

周長 掲載会場数 会場・読み方
333m 6場 松戸・小田原・伊東温泉・富山・奈良・防府。短走路でも直線の長さは違う
335m 1場 前橋。333mと同じ数値ではない
400m 32場 休止・再整備中の掲載会場を含む。周長だけでは特徴を特定できない
500m 3場 宇都宮・大宮・高知。高知の直線は他の2場より短い
250m 1場 千葉の現施設。市営競輪は休止中

場数は上の43会場表から編集部が計算。2026年10月7日確認時の掲載会場区分です。実際に本場開催を行う会場数の集計ではありません。

2.みなし直線は最後の直線の目安

みなし直線は、4コーナーから決勝線までの直線の目安を示す測定値です。実際に直線となっている区間の長さと、同じ数値とは限りません。高知や松阪の説明で違う距離が出てくる場合も、何を測っているかを確認します。

長い直線は追い込みを検討する材料ですが、番手が付いていけるか、進路があるか、先行に余力があるかで評価は変わります。短い直線も逃げ切りの保証ではありません。先行争いで脚を使えば、近い位置の選手に差される展開を考えます。

3.カントは走路の傾斜。勝率ではない

カントはセンター部の路面の傾斜です。数値が大きいことを、捲りの成功率が高いという統計に直接置き換えることはできません。選手がどの位置を取り、いつ仕掛け、どれほど外を走るかまで確認して使います。

4.屋内外と風は別の条件

通常競輪では前橋と小倉がドームの走路です。同じ屋内でも周長が335mと400mで違います。屋外会場では、当日の風向きと、先行・捲り・番手が風を受ける位置を確認します。海沿い・川沿いという立地情報だけから、毎回同じ風を想定しないようにします。

直線の長い・短い会場を数字で比較

みなし直線の長い5会場

会場 周長 みなし直線
大宮 500m 66.7m
武雄 400m 64.4m
宇都宮 500m 63.3m
弥彦 400m 63.1m
いわき平 400m 62.7m

みなし直線の短い5会場

会場 周長 みなし直線
小田原 333m 36.1m
奈良 333m 38.0m
松戸 333m 38.2m
佐世保 400m 40.2m
防府 333m 42.5m

通常競輪の掲載42会場(休止・再整備中を含む)の公式値を、編集部がみなし直線の長さだけで並べた比較です。大宮66.7mが最長、小田原36.1mが最短。400m32会場では武雄64.4mが最長、佐世保40.2mが最短です。差しの確率・的中率・配当の順位ではありません。

みなし直線の長い5会場と短い5会場の比較

競輪場の特徴を予想に使う手順

会場の特徴は、出走表を読む前の土台です。バンクから買う選手を直接決めるより、先に候補と展開を作り、会場の条件で無理がないかを確認すると、理由が曖昧になりにくくなります。

  1. 実際の開催場と出走条件:主催者名だけでなく、走る会場・種目・級班・車立てを確認する。
  2. 並びと選手コメント:確定前の並び予想と、選手が話した役割を区別する。
  3. 主導権争い:先行型が1人か複数か、誰が長く脚を使う想定かを考える。
  4. 追走と進路:番手が付いていけるか、捲りが射程へ入れるかを確認する。
  5. 当日の条件とオッズ:屋外なら風や路面を確認し、想定の不確実さに対して買い目と価格が見合うかを考える。

先行が1車の想定と、先行争いがある想定を分ける

同じ長い直線の会場でも、先行型が単独でペースを作れる場合と、同型と長く踏み合う場合では消耗が違います。前者なら先頭と番手の差し脚を比較し、後者なら脚を温存した別線の捲りまで考えます。これは男子のライン戦の展開例で、ガールズへそのまま当てはめるものではありません。

「差しが多い」と「この番手が勝ちやすい」は別

決まり手は結果の分類です。会場全体で差しが多いとしても、今の番手が前の選手へ付けるか、競りがあるか、最後に踏めるかを示しません。割合を使う場合は集計期間・種目・級班・車立て・件数を確認し、改修前後も分けます。本シリーズでは、対象条件を十分に確認できない割合を作って掲載しません。

全国競輪場の特徴についてよくある質問

全国の競輪場は何場ですか?

2026年10月7日に確認したKEIRIN.JPの競輪場一覧には43会場が掲載されています。千葉や再整備中の会場も含む掲載数で、現在の本場稼働数と同じではありません。

333mの競輪場は7場ですか?

本記事では333mが6場、前橋の335mが1場と区別しています。335mを短走路のグループに含める記事では、合わせて7場と表現される場合があります。

逃げが有利な競輪場を決められますか?

短い直線は先行を評価する材料ですが、決まり手の割合や各選手の勝率を確認せず、会場名だけで逃げ一択とは決められません。

荒れる競輪場ランキングはありますか?

今回の一次資料では、条件を統一した高配当率・平均配当を確認できません。寸法の一覧を荒れやすさの順位に置き換えません。

出典・確認方法

確認日:2026年10月7日。KEIRIN.JPの全43会場の施設案内と会場一覧を確認。千葉は現施設を説明する千葉市の一次資料を優先し、旧500mの値を除外。数値差と順位は公式値から編集部が計算。

各会場名から開く会場別記事の末尾に、数値の出典を掲載しています。実測・現地取材・条件を揃えた決まり手の独自集計を行ったとは表現していません。

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